高音の質:50
中音の質:45
低音の質:45
細やかさ:45
迫力:40
音場:45
遮音性:30
音漏耐性:30
※視聴環境
xperia1III amazon music ハイレゾ音源
aptxAdaptive Snapdragonsound 接続
【音質】
一言で言えば綺麗な弱ドンシャリ。高音域はギリギリ刺さらないところまで伸びる。低音域は量感は程々にとどまるが、輪郭のハッキリした収束の綺麗な音を鳴らす。そしてそれらに埋もれない綺羅びやかな中音域がまるで楽器隊が歌手を囲んで行うライブを思わせる。
正直なところ、ワイヤレスでここまでの音場を感じたのはfw5が初めてです。搭載されているDACチップの恩恵をひしひしと感じることができます。
追加で評価したいのは定位の良さです。黎明期のハイブリッド構成ワイヤレスイヤホンはそれぞれの帯域をただ分担して鳴らしているだけで違和感のある物が多かったのですが、fw5はクロスオーバーの妙というか、各帯域の粒立ちはしっかりしているのに極めて自然で、まるでシングルドライバーの性能を限界まで引き出したかのような印象を受けました。ただ、べた褒めですが割と硬め、寒色系な音色ですのでウォームな質感が好きな人は刺さらないかもしれません。
【外装】
充電ケースはGEOのイヤホンとどっこいどっこいです。
本体はFD5を踏襲した文字通りシェルのモチーフとなっています。私は好みですが、賛否あるかと。
【機能性】
通話品質はクリアで高品質。音量も本体の物理ボタンで30段階に調整できるためとりやすいです。また、音量を小さくしても各帯域があまり痩せずに鳴っている気がします。
その他はそもそも機能として搭載されていません。アプデにてイコライザーとマルチポイント機能が追加されたので必要十分かと思います。デジタルフィルターについては人により感じ方が分かれると思いますので言及しません。
【まとめ】
フォカプロやフォカミスと違ったアプローチで音質に拘って作られたイヤホンで、それらに匹敵する音の良さを持っています。チープな部分やデザインの流用を見るに、開発のリソースを音質面に全振りしてその他はオミットされたのかなという印象です。そうでもなければ2倍近い価格差のfokusシリーズに並ぶ音は作れなそうです。
見かけでは同じ構成で異なるのはDD径くらいなのに、レイアウトや培ったチューニング技術で音質にアプローチするnobleと、DACチップなどデジタル技術の面でアプローチするfiioといった感じでしょうか、TWSも奥が深いなぁと思いました。